70代で使いたいチークの選び方・使い方
メイクにこだわっている70代の女性の間でもチークはあまり使っていないことが多いようです。どうしてもチークは若い世代が行うもの、70代で行ってしまうと過剰に若々しさを意識しているようで不自然に見えてしまう、といった警戒心があるからでしょう。
70代のチークでは適度に鮮やかなカラーを選ぶこと
しかしそれはあくまで派手なメイクをしたときの話。チークは賢く使えば全体を華やかに、若々しく演出することができる非常に優れたアイテムなのです。
70代のチークのポイントは不自然にならないよううまくぼかすように使っていくこと、そして頬のやや高めの部分を重視して使っていくことです。
20代のように鮮やかなチークを頬の中心にもってくると派手になってしまいますが、やや高めにぼかすように使うことで加齢によるたるみが進んでいる肌を上に引き上げるような効果をもたらすことができます。
このチークのポイントを設定する場合にはまず意識的に笑顔を浮かべてみましょう。頬が持ち上がって高くなる部分ができるはず。この部分を中心にぼかすように使っていきます。
カラーの選択も重要です。若い世代のように鮮やか過ぎる色はNGですが、かといって暗すぎる色も逆効果です。
くすみや血色の低下などの影響でどうしても肌全体のトーンが暗くなっていますから、明るい印象に見せるためにも適度に鮮やかなカラーを選ぶことが大事です。
70代のチークは広い範囲をゆるやかな楕円形を描くような形で使うのがポイント
この見極めはなかなか難しい部分ですが、まず青みが強いものを選ぶこと。パープル系などはますます血色が悪くなってしまう恐れがあるので要注意。
基本的にはローズ系や赤系のピンクなど。血色を引き立たせることを意識したカラーを選ぶとよいでしょう。ピンクならちょっと明るすぎると感じるくらいのカラーでもよく映えます。
肌になり過ぎないようぼかして使っていくためには広い範囲をゆるやかな楕円形を描くような形で使うのがポイント、チークは丸く使ってシャープな印象を心がけて顔全体を引き締める使い方もありますが、70代になったらあまりそうした使い方は避けましょう。
ごく自然に肌に明るさと輝きをもたらし、若々しい印象を心がけつつうまくぼかしながらチークを目立たせず、それでいてチークの効果を最大限に発揮できる、そんな使い方を心がけたいところです。
チークは若い頃に使うアイテム。そんな先入観を打破し、70代に合った使い方をすれば周りの人たちが気づかれずに若々しい印象をアップさせることもできます。ぜひ若見えメイクの秘密にチークを使いこなしてみましょう。
- 70代チークのポイントはぼかすように使っていくこと、そして頬のやや高めの部分を重視して使っていくこと
- 70代は適度に鮮やかなカラーのチークを選ぶことが大事