若見えがとまらない?70代のスキンケアのコツ!
70代のスキンケアのコツは肌の状態をいかによい状態で維持できるかにかかっているといってもよいでしょう。
若い肌を目指すよ言うよりは健康な肌を目指したい
体の衰えが肌の状態に直結することが多いだけに若い肌というよりもは健康な肌を目指したケアを心がけていくことが大事なのです。
70代に見えない健康な肌になれれば自然と若々しく見えるものです。
そのためはどうすればよいのか?やはり体内で起こっている老化の影響をいかにカバーしていけるかがポイントとなるでしょう。
よく知られているように角質層で保湿とバリア機能の維持を担っているセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸は加齢とともに確実に減少していきます。
70代ともなると肌がカサカサな状態に陥ってしまっていることも多いですから、とにかく保湿を第一にケアを行いましょう。
ただこれはエイジングケア全般のコツ、70代ともなるとプラスアルファの心がけもほしいところです。
たとえば化粧水にこれまで以上にこだわってみる。洗顔の後に肌を整え、その後の美容液などのケアを行いやすくする化粧水は年齢を重ねるにつれて重要性を増していきます。
それは有効成分を浸透しやすくするだけでなく、スキンケアが肌に刺激にならないようしっかり整える点でもです。
そこで化粧水は50代、60代の頃よりも少し量を多めに使ってみましょう。
もちろん使えば使うほどよいというわけではありませんが、量を増やすことで水分をしっかりと補い、美容液の効果を高めることができるのです。
化粧水を選ぶ際は肌に負担の掛からない低刺激なものを選ぶ
その際注意したいのは量を使う分、できるだけ低刺激な製品を選ぶことです。
たとえば美白化粧品をたくさん使いすぎると肌に負担をかけてしまう恐れがありますし、添加物が含まれている製品も同じです。
低刺激でシンプルな製品を選び、量を使っても肌に負担をかけない範囲内で肌の保湿を行っていきましょう。
経済的に量を気にしないで済むプチプラ化粧水もオススメです。
化粧水の段階で乾燥を改善すれば毛穴の柔軟性がアップして有効成分が浸透しやすくなります。
そこで必要な有効成分を厳選したうえで補っていきましょう。
やはり保湿成分がメインとなりますが、加えてシワやしみ、たるみなど自分が気にしているトラブルに役立つ成分を補うことで若々しさを演出していくことができるでしょう。
そして最後にクリーム。クリームで表皮にフタをしないとせっかく補った水分と美容成分が蒸発して失われてしまいます。
自分の肌にあった油分を補えるクリームを選びましょう。ここでもセラミドなど保湿成分を補ってみるのもオススメです。
基本はシンプル&保湿、そのうえでトラブル対策をどう行っていけるのかを心がけてみましょう。
コスメルジュ編集部が選んだ70代におすすめの化粧品>>
70代こそシンプルケア?上手なシンプルケアの仕方
70代のスキンケアのポイントはシンプルケアに尽きます。
やりすぎを避けるシンプルなケアが70代のスキンケアに適している
老化の影響でいろいろな部分が気になり、不足を補う必要を感じる年代ですが、だからこそ過剰を避けてシンプルに徹することで肌本来の良さや健康を引き出していく工夫が問われるのです。
ただし、シンプルケアは「ケアをしない」ではありません。
必要なケアをしっかり行うことを前提のうえで無駄を省く、過剰なケアが知らず知らずのうちに肌に負担をかけてしまっている状況を改める。これこそシンプルケアの鉄則なのです。
たとえば化粧水は洗顔後の肌を整え、美容液などで補う有効成分の浸透性を高める重要な役割を担っているアイテムです。
このアイテムをカットしてしまうと洗顔後の敏感な状態にいきなり美容液を使うことで刺激を与えてしまう恐れがあります。
70代ではむしろ化粧水はたっぷり使ったほうがよいといわれているのですが、添加物やエタノールが含まれていない低刺激なものを選ぶこと、美白化粧水など化粧水本来の役割以外の目的に美容成分が過剰に配合された製品は避けることといった注意が必要です。
シンプルケアとは作業の手間を少なくするのではなくあくまでやりすぎを避けることなのです。
そんなシンプルケアの鍵を握るのはやはり美容液。
どこまでケアするか?シワやたるみ、シミといったトラブルを抱えている方にとってはいろいろな有効成分を補いたいところですが、それが70代の肌に負担をかける大きな要因になってしまいます。
ケアしたい悩みに優先順位をつけたうえで必要な成分だけを厳選して補える美容液を選びましょう。ここでのシンプルケアでは美容液の内容がシンプルであることが求められるわけです。
摩擦の刺激を避けるためにもオールインワンも検討してみたい
そして最大のポイントといってもよいのが摩擦の刺激です。
どうしても美容液やクリームを塗付するときには指で肌を擦ってしまうもの、それが蓄積することでバリア機能が低下した肌に大きな負担をもたらしてしまいます。
70代のシンプルケアでは摩擦をいかに避けることができるかを意識したアプローチも求められるわけです。
そこではオールインワン化粧品も検討してみましょう。
化粧水、美容液、乳液、クリームの役割を1本で備えているこのタイプなら摩擦のダメージを最小限に抑えながらケアしていくことができます。
現在ではエイジングケア用のオールインワンも登場しているのでその中から選んでみるのもよいかもしれません。
あとはダブル洗顔不要の洗顔料を使用する、洗顔でも落とせるファンデーションを使用するといったメイクともかかわる点も意識してシンプルケアを試してみるとよいのではないでしょうか。
美容成分の摂り方で肌年齢が変わる?ポイントはコラーゲン!
年齢を重ねた肌は内面の健康や老化が表面に出てくるものです。その一方で肌のバリア機能が低下する影響もあって過剰なスキンケアは厳禁。
サプリは過剰摂取を避け、効率よく補いたい
そうなると内面からいかにケアを行っていけるかがエイジングケアにおける重要な鍵となってきます。
日ごろ美容成分を内面からうまく摂取しているかどうかで肌年齢にも大きな差が出てくることも多いのです。
食事やサプリメントでうまく美容成分をどうやって摂っていけばよいのか?
現在では手軽に摂取できる美容用のサプリメントもたくさん発売されていますが、注意したいのはとにかくたくさん摂取すればよいというわけではない点です。
栄養バランス全体が乱れてしまっては意味がありませんし、過剰に摂取したところでしっかり体内に吸収されるとも限らないからです。
効率のよい摂り方も意識してみましょう。
そんな内面のエイジングケアで鍵となるのがコラーゲンです。
角質層では保湿成分として、真皮層では肌全体を支え、ハリを維持する成分として欠かせないこの成分はエイジングケアの基本中の基本、しかもこの成分は食事でも摂取できますから、うまく摂取していくことでスキンケアの効率を高めることができるのです。
ただ注意したいのは摂取したコラーゲンがすべて美容に役立つとは限らないことです。
コラーゲンそのものよりも生成を促す成分を補うことも大事
よく知られているようにコラーゲンは体内のさまざまな場所に含まれており、筋肉や腱、関節などを維持する上で重要な役割を担っています。
摂取した分はそれらにもまわされますから、スキンケア製品に含まれているのと同じ量を摂取したからといって同じ美容成分が得られるとは限りません。
過剰な期待はせず、もちろん即効性も期待せず、地道に摂取していける環境づくりが求められます。
含まれている食材としては豚肉、フカヒレ、牛スジ、手羽先、うなぎ、エビなどが揚げられます。
これらを見ても毎日食べるのにあまり適しているとはいえないものが多いのでサプリメントもうまく取り入れつつ摂取していったほうが栄養バランスの面からもよいでしょう。
もうひとつ、コラーゲンそのものを摂取してもじつは美容に直接影響が及ばない面もあります。
摂取されたコラーゲンは一度アミノ酸に分解されるからです。
そのためスキンケアと同様、コラーゲンそのものよりもコラーゲンの生成を促す成分を補うのも重要なポイント、ビタミンCやレチノール(ビタミンA)、ナイアシンなども積極的に摂取してコラーゲンを増やせる環境づくりを体の内面から行ってみるとよいでしょう。
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